地域連携

eスポーツ交流会 報告

 令和5年12月5日(火)に木戸地区、竹尾地区の民生委員の方々をお招きして、高等部自立教育部門生徒とのeスポーツ交流会を行いました。
 開校当初から地域住民の方々とは各種行事等で交流を進めてきましたが、今回は生徒と地域の方が直接1対1で触れ合える機会をつくりたいと考えました。東区社会福祉協議会から専門企業を紹介していただき、近年拡大しているeスポーツを一緒に楽しむことで、新しい地域交流の形が生まれることも期待しました。
 当日は8名の民生委員の方が生徒と2人組になりコンピューターゲームに取り組んでいただきました。普段ゲームに触れることが少ない参加者に対して、生徒が指南役になって、協力してゴールを目指す姿が見られました。クリアの瞬間歓声が挙がるなど、堅苦しくない雰囲気の中でお互いの良さを知ることができた良い会になったと思います。
 民生委員の皆様には障害を含めた当校生徒の理解を深めていただき、生徒にとっては多様な年代の方とのコミュニケーションの取り方を学ぶことができました。今後もこのような取組を進めていければと考えています。

地域連携部 熊倉 優幸

※この活動には、「東区社会福祉協議会 地域と学校福祉教育推進事業助成金」が活用されています。


第3回地域手話学習会開催 報告

 令和6年2月1日(木)、今年度3回目の地域手話学習会を行いました。今回は東区にお住まいの14名の方からご参加いただきました。
 最初に、挨拶や自己紹介の手話を確認した後、「竹尾」「木戸」といった東区の地名の手話や、「新潟空港」「東区役所」といった東区内の施設の手話、「車」「自転車」「バス」といった移動手段の手話をお伝えしました。覚えた手話をさっそく使い、「私は河渡から来ました」「今日は自転車で来ました」などと、隣の人同士、手話で会話が弾みました。最後に、聴覚障害者の聞こえ方を再現した動画を視聴してもらい、「節分」の手話もお伝えして、45分間があっという間に過ぎました。
 参加者の方からは「知らない手話が沢山あって勉強になりました」「とても具体的な手話が多く楽しかったです」「当事者のきこえ方やコミュニケーションの壁など、ハッとするものがありました」などのご感想をいただきました。
 来年度も手話学習会を実施する予定です。多くの方からのご参加をお待ちしております。